人と共に時を刻んでいく家具
北欧ビンテージ家具を取り扱う私達がつくるべき家具はどのような家具か
デンマークで少しずつ消えていく50年代の家具やそこに暮らす人々と文化に触れた私達は
ビンテージの良さを受け継いでゆく家具であるべきだと考えました。
ビンテージの魅力とは時を重ねたからこそ出る価値ではないでしょうか。
その家具とどのように過ごすのか、人と共に時を刻んでいく家具でありたいと言う思いから
デンマーク語で時刻を意味するKlokken（クロッケン）と名づけました。
デザイン
私達が求めたのは、50年代の北欧を受け継ぐ機能的で美しいデザインです。
楽器のように太さを変化しながら曲線を描くフレームは、しっかりとしていて
その重さを感じさせません。 Klokkenは穏やかで快適な空間を演出してくれます。
チーク材
50年～70年代のデンマーク家具の多くは、世界三大銘木の一つチーク材で作られています。
チーク材は年を重ねるごとに紫外線の影響をうけ、深みのある褐色に変化していきます。
現在では希少で高価な木材ですが、Klokkenは使い込むほどに個性のでるチーク材にこだわりました。
人の手で作る
熟練した職人が50年代の製造方法を受け継ぎ、人の手で1つ1つ作りあげています。
全てのレールは木で作り、引き戸を開けると懐かしい音が聞こえてきます。
そして雰囲気を損なわないよう、ネジ穴はフタをして表面をフラットに仕上げました。
永い時間を一緒に過ごす家具だからこそ、手仕事で時間をかけて作ります。
